2012/10/12
ライフネット生命保険株式会社 出口治明社長
の講演会に行って来ました。
『これからの働き方と日本の競争力』
というテーマです。
きっかけは、出口社長の本をテーマにした「読書会」でした。
テーマとなった本を読み、内容のあまりの素晴らしさに感銘を受けていた時に
講演会があるということを知り、これは是非参加しなきゃ!ということで
今回参加という形になりました。
※ その際に読んだ本はこちらです。
百年たっても後悔しない仕事のやり方 |
生命保険会社の社長と聞くと、個人的にはバリバリのサラリーマンで
ちょっと「怖い」というイメージを持ってしまうのですが、実際にお会いし
お話を聞いてみると全くそんなことはなく、とても朗らかで優しい方でした。
ただ、やはり社長ということで放っているオーラはすごかったです。
タイトルにある「働き方」と「競争力」といった内容に関して
様々な視点からお話頂きました。
話を聞き、印象に残ったことや納得したことはたくさんあるのですが
その中から「特に」というものをいくつか。
○ 「自分の頭で考え、人と違うことを行うこと」が大切
自分の頭で考え、違うことをする。
言葉にすればとてもシンプルですが、すごく難しいことだと思いました。
きっと、社会人としての年数を重ねれば重ねるほどに。
それは、企業や組織が大きくなればなるほど、周りへの依存が始まり
責任を負わなくなっていく。
なので、責任を負いたくないから他の人と同じ事をしていくようになる。
そして、この悪循環が仲良しグループ化につながっていく・・・と自分の中で
この話を聞きながら感じたからです。
「会社」であっても「個人」であってもこのことは同じ。
自分の頭で考え、人と違う行動をする。
小さな事ですが、そういう習慣をまずはつけることが大事ということなんでしょう。
このことができる人とできない人は「インプット」の差(質、量)に現れてくる。
と出口社長も話されていました。
インプット・・・質・量ともに私自身を振り返り、まだまだだなぁと改めて痛感でした。
○ 「1+1+1=4にも5にもなる」
上の話に関連するのですが、「日本企業」と「グローバル企業」の違い
という例えで出口社長はお話されました。
・日本企業 ・・・ 仲良しグループ
→同じような考え方(価値観)の人が集まっている
・グローバル企業 ・・・ 仲良しグループではない
→違う考え方(価値観)の人が集まっている
違った考え方を持った人が集まるから、新しいことが生み出せる。
言われるとそうだよなぁ~。と納得はするのですが、そう簡単に
できることではないなぁとも思いました。
○ 「リーダーシップの条件」
・自分がやりたいことを強く持っている → 「強い思い」
・自分の思いを周りに伝えることができる → 「説得力、共感力」
・周りを気遣うことができ、統率する力がある → 「コミュニケーション力、統率力」
この3つを兼ね備えている。とのことでした。
はい。いままで出向などして、いろいろな企業の中で働いて来ましたが
3つを兼ね備えているなぁと思った方はほんのひと握りでしたねぇ。
そういう方々は尊敬したりついて行きたくなるような人たちだったなと思います。
私自身もそういう人に慣れたらいいなぁと思います。
それには、まだまだ日々精進なのですが。。。
これら以外にも
・組織とはなんなのか
・日本が成長するため(GDPを上げる)にはどうしたらよいか
・やる気を出すためには
・数字、ファクト、ロジックで考える
などなど。
様々な切り口で本当にたくさんのお話をして頂きました。
いつもは講演会などで結構メモを取ったりするのですが
今回は珍しくあまりとっていませんでした。
にもかかわらず、覚えていることはたくさんありました。
それだけ、印象に残る内容ばかりな素晴らしい講演で感動・納得しっぱなしでした。
講演頂いた出口社長、主催して頂いた関係者の皆様
ありがとうございました!!
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Daiの徒然日記 http://toproad-way.blogspot.com/
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