10月28日。
もう1週間前になるのですが、月に1度参加させて頂いている
勉強会「ビジネス書活用会」の今回は特別版
『田島弓子さんとともに男と女の働くについて考えよう』に参加しました。
田島弓子さんは、マイクロソフト日本法人で「営業部長」を
されていたという経歴をお持ちの方。
マイクロソフトとと言えば、知らない人がいないくらいの大企業。
私自身もIT業界に身を置いているということもあってか、「雲の上の存在」という
イメージを実は抱いていたのですが、実際にお話をお聞きしてみると
いい意味で全くそんなことはなく、すごく素敵な方でした。
実際の勉強会ですが、まず最初に最近発売された著書
「女子社員マネジメントの教科書」
の内容について簡単にお話されました。
お話を聞き、いくつか心に響いた内容としては
・男女間に価値観や考え方の違いはあるが、能力の違いはない
・ほめる前にねぎらいを
でした。
特に、「ほめる前にねぎらいを」ということに関してはものすごく「うんうん」と
うなずきながら聞いていました。
というのは、私自身、「ほめること」も「ほめられること」も得意ではないから
なのだろうと感じていました。
実際、仕事・プライベート関係なく、突然誉められるたりすると
「何か裏があるのでは?」などと疑いをもってしまうような気がします。
けれども、「ねぎらう」→「褒める」の流れであれば、純粋に
認められた(感謝された)という気持ちになるので、なるほど!と思いました。
お話の中では、上司から部下ということで話されていましたが
それだけではなく、部下から上司というのにでもよいのだろうなぁと個人的には
話しを聞きながら感じてもいました。
その後、質疑応答・休憩をはさみ、今回のテーマである
「働き方」についてのいくつかの質問をグループに分かれてシェアをしました。
内容は
●異性の働き方でよいと思うところは?
●異性の同僚にやって(言って)喜んでもらえたことは?
●異性の上司から言われてうれしかったことは?
●どうやって異性と職場で協力しているか?
●今後、どうやって異性と協力していくか?
私はエンジニアということもあり、今まであまり職場に女性が多くいなかったり
部下・上司が男性であることが大半でした。
ということもあり、回答を考えるのに苦労したのですが、他の方々の話を
聞いているうちに個人差はあれど「根本」にあるもは同じなのだと
感じることがありました。
「コミュニケーションと相手を思いやる(尊重する)こと」
やはりこれに尽きるのだろうなぁと思っていました。
「男女間に能力の違いはないが、価値観や考え方の違いはある」
ということを考えるとすごく納得できてしまいました。
相手を思いやる気持ちがあるから、「よいなぁ」と思う面が見えてくると思いますし
相手が「喜ぶこと」を行なっていくのだろうと思いました。
そして、まとめとともに1番最後の質問。
「あなたにとって働くとは?良い仕事とは?」
実は、この質問、ぼんやりとした考えはありながらも
なかなか納得できる答えが見つかりませんでした。。。
また、ちょうど、サラリーマンから個人事業主として働き始めた直後の
タイミングであったこともあり、すごくタイムリーな質問でもありました。
その場で答えはでなかったですが、勉強会の翌日から
数日間意識して考えたこどで、ようやく納得できることにたどりつけました。
私にとっての
・働くとは?良い仕事とは?
「他人に喜んでもらうこと、幸せになってもらうこと」 です。
では、稼げなくてもいいのか?と言われれば生きるためには必要なので
100% NO とは言えないですが、こちらが優先されることはないと思っています。
社会人になって始めて携わったのが「携帯電話のソフトウェア開発」ということもあり
自分が作ったものが店頭に並ぶ、使ってくれるユーザがリアルにわかる。
ユーザ(仕事のお客様含め)から感謝の言葉を直接頂くことができた。
という表になかなかでてこないエンジニアという職業でありながら、このような
経験をしてこれたのがやはり大きいからなのだろうと思います。
これからも、人を喜ばせる・幸せにできる仕事を1エンジニアとして
行なっていきたいと思います。
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Daiの徒然日記 http://toproad-way.blogspot.com/
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