2012年11月17日土曜日

【講演会】「仕事時間減→未来時間の作り方」の講演会に参加しました


11/10日。

ちょうど1週間前になるのですが

「仕事時間減→未来時間の作り方」の講演会に参加してきました。


講師をされたのは、月に一度参加させて頂いている
「ビジネス書活用会」の主催をされている こばやしただあき さん。

前半と後半の2部構成での内容でした。

前半は「仕事時間を減らすには」というテーマで
こばやしさんのご著書 「仕事のムダを削る技術」 の内容を中心に
お話頂きました。

仕事のムダを削る技術


本書は、前に読んでいたため、個人的には内容の復習と
現在の自分自身の見直しという形になりました。


本の内容に記載されている「仕事のムダ」を削るためのステップとしては


1.決める
   →「仕事の時間を短縮する」「仕事のムダを削る」と 決める ということ。

    決めるだけではなく、その後「実行する」というところも含めてと
    いうことなのだろうと話を聞き、感じました。

 2.仕分ける
   →自分の1日の仕事時間を見直すということ。

    見直すだけではなく、「改善する」ということが重要なのだろうと感じました。

 3.絞る
   →仕事に優先順位をつけ、大きな仕事を3つまでに絞るということ。
    ただし、2分以内でできることはすぐやるということが前提。

    これはじっくり考えてみると意外に難しいと感じました。

    個人で働いているのであれば、それほど難しくはないのですが
    会社で働いている場合、「予期せぬ仕事」が主に上司から間違いなく
    舞い込んでくるためそれをどのように対応するか。
    上司を巻き込み、周囲と調整する力が重要なのだろうと思いました。

    だからこそ、単純に絞るのではなく、「優先順位をつける」なのでしょう。

 4.マルチタスク化
   →似たような仕事(作業)を同時に進めるということ。

    私は「超」シングルタスクな人間なので、仕事時間を減らすには
    ここが重要になってくるのだろうなと思いました。
    もちろん、1~3のステップができていることが大前提なのでまだまだですが。。

 5.仕組みづくり
   →1~4を実行するための仕組みをつくるということ。

    4と含め、ここも自分自身の課題。
    こばやしさんのご著書を読んでからもいろいろと試行錯誤を
    してみたものの、しっくりこず、難しいなぁと話を聞き改めて実感でした。

 6.協力
   →他人と協力して実行できるものはするということ。

     「人を巻き込む力」が重要になるだろうと感じました。
     会社のプロジェクトなどで、同じ目的に向かっていながらも協力して
     行うということは難しいですから。。。

お話を伺い、改めて実感したのはどのステップにおいても

各ステップの一歩先に気づいた上で実行するということが大切なのだと感じました。
 1の「決める」であれば、その先は「実行する」、3の「絞る」であれば、「調整する」など


後半は「未来時間の作り方」についてのお話。

ビジョン≒望む未来

ということで、ビジョンを実現するためにはどうしたらよいか?という内容でした。

答えはシンプルで 「実行する」 ということでした。
ただ、シンプルですがなかなかに難しいことでもあったりするのですが。。。


ですが、私自身はこばやしさんがお話の中でおっしゃっていた
「ドットを置く」という話を聞き、すごく腑に落ちました。

ドット = 小さな目標

ビジョンの実現(達成)に向け、ドットを置いていくということ。
プロジェクトなどであれば、マイルストーン的なものと考えるとしっくりくるのかなと。


ビジョンというとすごく壮大なものを考えてしまうため、どのように(何から)実行したら
いいかがわからないから実現が難しいのだと思いました。

個人事業主として活動する前から、私自身もビジョンは持ってはいましたが
なにから実行したらということが明確になっていないからなかなか
動けていないのだとお話を聞き、強く感じました。


実行するということは

 1.目的(ミッション・生きる目的・やりがい)を見つける
 2.計画(プラン)を立てる
 3.実行する(3倍の見積もりで)

とおっしゃていました。


ドットの話にもつながるのですが、お話ではビジョンということでしたが

それだけに関わらず、何事も小さな目標を積み重なていくことが

大切なのだと改めて気がつくことができた貴重な時間でした。


今回の話を受け、私自身、手帳等で中・長期的な予定は書いたりしていますが
もっと身近な短期的な予定にブレイクダウンしていくことから初めていこうと思いました。

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Daiの徒然日記 http://toproad-way.blogspot.com/

2012年11月8日木曜日

【勉強会】ビジネス書活用会特別版「男と女の働くを考えよう!」 に参加しました



10月28日。

もう1週間前になるのですが、月に1度参加させて頂いている
勉強会「ビジネス書活用会」の今回は特別版

『田島弓子さんとともに男と女の働くについて考えよう』に参加しました。

田島弓子さんは、マイクロソフト日本法人で「営業部長」を
されていたという経歴をお持ちの方。

マイクロソフトとと言えば、知らない人がいないくらいの大企業。

私自身もIT業界に身を置いているということもあってか、「雲の上の存在」という
イメージを実は抱いていたのですが、実際にお話をお聞きしてみると
いい意味で全くそんなことはなく、すごく素敵な方でした。


実際の勉強会ですが、まず最初に最近発売された著書

「女子社員マネジメントの教科書」

の内容について簡単にお話されました。
女子社員マネジメントの教科書―スタッフ・部下のやる気と自立を促す45の処方箋


お話を聞き、いくつか心に響いた内容としては

 ・男女間に価値観や考え方の違いはあるが、能力の違いはない
 ・ほめる前にねぎらいを

でした。

特に、「ほめる前にねぎらいを」ということに関してはものすごく「うんうん」と
うなずきながら聞いていました。
というのは、私自身、「ほめること」も「ほめられること」も得意ではないから
なのだろうと感じていました。

実際、仕事・プライベート関係なく、突然誉められるたりすると
「何か裏があるのでは?」などと疑いをもってしまうような気がします。

けれども、「ねぎらう」→「褒める」の流れであれば、純粋に
認められた(感謝された)という気持ちになるので、なるほど!と思いました。

お話の中では、上司から部下ということで話されていましたが
それだけではなく、部下から上司というのにでもよいのだろうなぁと個人的には
話しを聞きながら感じてもいました。


その後、質疑応答・休憩をはさみ、今回のテーマである
「働き方」についてのいくつかの質問をグループに分かれてシェアをしました。

内容は
●異性の働き方でよいと思うところは?
●異性の同僚にやって(言って)喜んでもらえたことは?
●異性の上司から言われてうれしかったことは?
●どうやって異性と職場で協力しているか?
●今後、どうやって異性と協力していくか?


私はエンジニアということもあり、今まであまり職場に女性が多くいなかったり
部下・上司が男性であることが大半でした。

ということもあり、回答を考えるのに苦労したのですが、他の方々の話を
聞いているうちに個人差はあれど「根本」にあるもは同じなのだと
感じることがありました。


「コミュニケーションと相手を思いやる(尊重する)こと」


やはりこれに尽きるのだろうなぁと思っていました。

「男女間に能力の違いはないが、価値観や考え方の違いはある」

ということを考えるとすごく納得できてしまいました。

相手を思いやる気持ちがあるから、「よいなぁ」と思う面が見えてくると思いますし
相手が「喜ぶこと」を行なっていくのだろうと思いました。


そして、まとめとともに1番最後の質問。

「あなたにとって働くとは?良い仕事とは?」

実は、この質問、ぼんやりとした考えはありながらも
なかなか納得できる答えが見つかりませんでした。。。

また、ちょうど、サラリーマンから個人事業主として働き始めた直後の
タイミングであったこともあり、すごくタイムリーな質問でもありました。


その場で答えはでなかったですが、勉強会の翌日から
数日間意識して考えたこどで、ようやく納得できることにたどりつけました。


私にとっての

・働くとは?良い仕事とは?
「他人に喜んでもらうこと、幸せになってもらうこと」 です。

では、稼げなくてもいいのか?と言われれば生きるためには必要なので
100% NO とは言えないですが、こちらが優先されることはないと思っています。

社会人になって始めて携わったのが「携帯電話のソフトウェア開発」ということもあり
自分が作ったものが店頭に並ぶ、使ってくれるユーザがリアルにわかる。
ユーザ(仕事のお客様含め)から感謝の言葉を直接頂くことができた。

という表になかなかでてこないエンジニアという職業でありながら、このような
経験をしてこれたのがやはり大きいからなのだろうと思います。


これからも、人を喜ばせる・幸せにできる仕事を1エンジニアとして
行なっていきたいと思います。


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