2011年12月24日土曜日

【随想】12月になると思うこと・・・


12月も下旬となり、今年もいよいよ残すところ2週間。
年末に近づくということで様々なイベントが盛りだくさんな時期にもなりました。
 ・クリスマスイブ / クリスマス
 ・各種忘年会
 ・年越し
などなど・・・


ただ、私的にはもう1つ大事なことがある月でもあったりします。
それは、毎年訪れるものでしたし、毎年感じていたことでもありました。


しかしながら、ある方のブログを読んでいて、知っている方は知っているであろう
1つの有名な詩に出会ったこと、わくわく伝染ツアー2011で近い話を聞いたこと
1つ年齢を重ねたこと、2011年の終わりが近づいていることなど、いろいろなことが
重なったこともあり(わくわくの話の影響は強いかな)、1度言葉に落としてみようと
思ってブログに。いい詩なので紹介もしたかったってのもありましたし。
※ わくわく伝染ツアーの感想はまた後日



# 内容はかなりしんみり&自分向けの内容となっています。
# それでもよければどうぞ。 たぶんそのうち非公開にする予定ではいます。


その出会った詩というのは下に書いてある詩です。


2001年のアメリカの同時多発テロの際、救助活動を行なっていた
数百名のレスキュー隊の1人で、行方不明になってしまった
29歳の消防士 Norma Cornett Marek が生前書いていたものになります。


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「最後だとわかっていたなら」

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも 明日はやってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがえたこともやり直す機会が
いつも与えられている

「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もし それがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや抱擁やキスをするための
ほんのちょっとの時間を 
どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や
「気にしないで」を 伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
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読んだ瞬間、しばらくボーッとしていろんなことを考えていた気がします。
すごく悲しく・心に染みる歌・・・・・

今月の大事な1日、それは じいちゃんの命日(12/25) です。
今年でもう9年が経ちます・・・


私自身は小さい時も別段じいちゃんっ子って訳ではありませんでした。
むしろ、どちらかといえば苦手だったかなぁっと記憶が残っているくらいです。
なので、正月に年始のご挨拶に行くというのが、憂鬱に感じていたのを
今でも覚えています。


だからという訳ではないのですが、私はじいちゃんの死に目に立ち会っていません。
何人かいる従兄妹の中でただ一人。当時地元で働いていたのにです。
地方から東京などに出てきて働いているであればありえない話ではないのでしょうけども。


理由は実に簡単で、仕事で平日の徹夜が続いていた時で、会社で
日中に仮眠をとっていたからです。電話が鳴っても気が付かなかったからです。
親からの不在着信の数と2件の留守電は未だに忘れられないですね。


それから数年後、転職で東京に出てくる前日になぜかは
理由はわからないのですがばぁちゃんと2人きりでいろんな話をしました。


昔の話、じいちゃんの話、先祖の話など。
未だに理由はわからないんですけどね。


ただ、私、私の両親・兄弟、従兄妹たち、従兄妹たちの両親のことをじいちゃんが
誰よりも気にかけていたという話を聞いてすごく心苦しくなりましたね。。
今思うと、当たり前のことなんですけども。


昔の自分が恥ずかしく思いましたし、そんなじいちゃんの最後に
立ち会えなかったことがすごく心残りになりました。何年も経った今も。


どうしようもないというのはわかってはいながらも。
それからはこの日は大事な1日になりました。


そういうこともあってか、今年のわくわく伝染ツアー2011
特に後半の第2部は本当に思うことが強かったなぁ。。。


25日のことだけではなく、他にもいろいろな要素が
重なりあったりしたというのもあったのでより強く感じました。


「笑う」と決意する ということ。


本当に凄いことですよね。

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Daiの徒然日記 http://toproad-way.blogspot.com/

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